和食会議 日本のだしを学ぶ 第4回普及・啓発部会

和食文化国民会議は2月24日、都内で第4回普及・啓発部会を開催した。和食の基本であるだしを掘り下げ、今回はかつお節をクローズアップした。講師としてヤマキかつお節・だし研究所の藤原佳史所長が登壇し、かつお節の種類やだしがらの利用方法について講演した。

藤原所長は「日本人の塩分摂取量には目標値が定められているが、塩分が少ないとどうしても味が薄くなり、おいしくない。単なる減塩は長続きしないが、だしを濃くして、だしを効かせることでおいしく食べることができる」とだしの工夫による減塩を説明した。

また、伏木亨部会長がだしをテーマに講演。「日本の吸い物のコクはだしとにおいのシンプルな構造で透明感がある。日本のコクには適度な抑制が効いていて、足りないものや余計なもののない調和が理想。そのコンセプトの中で、さらに幅広い味わいに広げることが期待される」と日本のだしの可能性について語った。

和食会議は和食文化の保護・継承と展開のために活動する一般社団法人として15年4月、本格的に活動を開始した。子供や子育て世代に向けた和食文化への関心と理解を育む事業や、食育による食文化の保護・継承を推進している。