サッポロビール“ラグジュアリー4”育成 選任営業体制の確立へ

サッポロビール ラグジュアリー4 ワイン

中期経営計画でワイン事業をビールに次ぐ第2の柱としたサッポロビールの17年ワイン販売金額計画は前年比105・5%(143億円)。20年には16年比141%(190億円)を目指し、原料から小売まですべてに携わった事業を展開する。特にファインワインの提案強化を継続する考えだ髙島英也社長は「お客さま価値ナンバーワンのワイン事業を目指す」と意欲を見せている。

16年は前年比100%(135億円)で着地した。今年は“ラグジュアリー4”ブランドへの取り組みを強化。ファインワイン拡販へ向けた人材育成と体制強化、次世代ユーザー育成へデイリー商材の販売強化を掲げ活動する。

ラグジュアリーブランドでは、アイコンからエントリーまで世界観、哲学を一貫して形成することで、状況や場面に合わせて安心してワインを選ぶ環境を作る。日本ワイン「グランポレール」は、26年のワイン事業50周年へ向けて国内外での情報発信を強化し、売上規模の拡大を目指す。昨年は12年比215%を達成。将来的には5万箱を目指す。

「テタンジェ」では20年までにトップ5入りを目指し、ノーベル賞晩餐会など芸術・文化的な情報提供や、料理コンクールなどを通じて食との連携を提案する。「ペンフォールズ」では体験イベントでの認知度向上や、最もギフトにふさわしいアイテムになるようプレゼンスの向上を図る。「マルケス・デ・リスカル」では日本上陸25周年の今年を皮切りにブランド認知を上げ、業態を問わずハイエンド飲食店への提案を強化する。

今年は全国7か所でファインワインの試飲会を行う。また、時松浩取締役常務執行役員は「プレゼンスを作るため人的投資などを行う」とし、ワイン専任営業体制を首都圏、近畿圏を中心に拡充。外食産業のみならず、コレクターへの提案も行う。

また「イエローテイル」では佐藤栞里さんを、「サンタ・リタ」ではたいめいけんの茂出木浩司氏をブランドアンバサダーにするなどして次世代ユーザーの育成と拡大を狙う。