“うち飲みボトル”提案 サントリースピリッツ

サントリースピリッツ 村上悦郎氏㊧と山本大輔氏
サントリースピリッツ 村上悦郎氏㊧と山本大輔氏

食中・食後にスピ・リキを

サントリースピリッツはキーメッセージに“うち飲みボトル”を掲げ、自宅で手軽に楽しめるボトルのスピリッツ・リキュールの価値に気付いてもらうことで市場活性化を図ろうと8日に新商品、リニューアル品を発表した。

家庭向けのボトル酒類は購入者数、購入単価ともに増加傾向にあり炭酸割を中心に割って飲むシーンが増えている。同社調査ではスピリッツ・リキュールは食事中・食後・くつろぎシーンでの出現率が高いと判明。「幅広いシーンで多様な味わいを楽しめるボトルのスピリッツ・リキュールにチャンスが到来」(山本大輔リキュール・焼酎部長)という。

食中に向けては「サントリーアイスジン」「同アイスウオツカ」をリニューアル。かつてバーで楽しんでいた人に選択肢にして欲しいという。またエントリー向けにフレーバータイプの「同アイスジン〈レモン&ライム〉」「同アイスウオツカ〈グレープフルーツ〉」を新たに投入する。アルコール度数も25度と気軽に楽しめる。15年にはホワイトスピリッツ販売量が11年比で6%ほど伸長しており、これらの商品に可能性があるとみている。4月4日発売。併せてCM、交通広告やWebで「ソーダで割って美味しいジン・ウオツカ!」を訴求する。

梅酒では「食事においしいごちそう梅酒〈しっかり芳醇〉」「同〈すっきり淡麗〉」を揃えた。独自の“旨味たね製法”で甘さを抑え食事に合うという。梅酒愛好者や梅酒好き40~50代女性がターゲット。ペットボトルで気軽に楽しめるようにした。2月28日発売。

「ふんわり鏡月」からは食事に合うすっきり甘くない新シリーズ「同クリア〈ライム〉」を投入する。爽やかな香りと甘さを抑えたすっきりクリアな味わいが特長でターゲットは20~40代お酒好き男女。700㎖瓶と1800㎖ペットを用意した。石原さとみさんを起用したこれまでと雰囲気の異なるCMを投入し新規ユーザー獲得を目指す。3月28日発売。

昨年行われた同社の調査ではリラックス時の飲み物としてコーヒー、紅茶が1、2位を占めたことなどを背景に、食後にすっきり楽しめるコーヒー・紅茶リキュール「夜のCoffee」「夜のTea」を発売。凍結・粉砕したブラジル産珈琲豆とブランデー、ラムを加えることでコクと豊かな余韻を実現したとし、「リラックスという価値を提案できる」(村上悦郎商品開発研究部長)という。アルコール度数を8%。20~40代の男女をターゲットとした。4月4日発売。

“うち飲みボトル”を店頭で訴求しようと中型ボードなども充実させ、全国のスーパー、酒量販店を中心に5千店での展開を目指す。