「ガリガリ君」お詫びCM効果? 〈ソーダ〉20%躍進 赤城乳業

値上げで上昇基調に

社長以下100名ほどの社員が整列し25年ぶりの値上げに頭を下げたTVCMが話題となったとなった「ガリガリ君」ブランドは、16年度(12月期)売上額が11%増の156億円、物量でも4%増となった。人気の70円ソーダは20%増、マルチはさらに25%増と健闘した。ここ2年ほど停滞していたが、値上げを契機に再び上昇基調に転じた模様。

赤城乳業の売上高も9%増の443億円。期初目標の「400億円台を維持できる安定した基盤作り」以上の成果があった。この他、好調だったのが「ガツン、と」ブランドの12%増、「パフェ」ブランドの30%増。四半期ごとの推移は、第1Q20%増、第2Q4%減、第3Q18%増、第4Q4%増だった。

「ガリガリ君」を詳しく見ると、130円の“リッチ”シリーズは前年並み。想定以上にソーダが動き、夏場に発売を予定していた商品が作れなかったことが理由で、“リッチ桜もち”があった第1Qは2倍、“リッチメロンパン”があった第4Qは80%増で推移した。発売4日で終売となった“大人なぶどう”があった“大人な”シリーズは、シングルが60%増、マルチが2倍と好調だった。コーラやスイカなど70円のシーズンフレーバーは5%減、ソーダに生産を集中したため作りきれなかった。また、総じてマルチが物量で15%増、金額で22%増とシングル以上に好調だったが、値上げの反動も予想し、最需期に販促を強化した効果が9月以降も継続した格好。