第27回全国菓子大博覧会 三重県で初開催 地元食材で銘菓を開発

ほぼ4年に1回開催される菓子の祭典「全国菓子大博覧会」が4月21日~5月14日までの24日間、三重県で初めて開催される。1911年に東京で始まった菓子博は毎回、開催地を変え、今年で27回目。東海地区での開催としても40年振りとなる。来場者数は60万人を目標としている。

同博覧会の愛称は「お伊勢さん菓子博2017」。「お菓子がつなぐ“おもてなし”を世界へ」をテーマに、全国から多数の菓子を集めて展示・即売し、菓子職人による工芸菓子も披露される。

会場は伊勢市内の三重県営サンアリーナとその周辺で、「お菓子のテーマ館」「全国お菓子であい館」「お菓子の匠工芸館」などのパビリオンで構成。「三重おいない館」では井村屋グループ、おやつカンパニー、赤福がオリジナルブースを出展する。

また、「お菓子にぎわい夢横丁」では江崎グリコ、カルビー、不二屋、ブルボン、明治、森永製菓、山崎製パン、ロッテの8社が出展し、商品サンプリング、イベントなどを展開。この他、井村屋グループ、赤福などはカフェや茶屋などを営業する。

これに合わせ、三重県では県産の「あおさ」「伊勢茶」「かんきつ類」を使った新作スイーツが続々と発売されている。県内の高校生が考案したオリジナルレシピのスイーツも商品化し、会場で販売する。

第27回全国菓子大博覧会・三重実行委員会が11日に伊勢市内で開催した開幕100日前イベントで、鈴木英敬三重県知事と前回開催地の湯崎英彦広島県知事が菓子博をPR。

鈴木知事は「あおさ、伊勢茶、かんきつ類から新たなスターを生み出したい。昔から多くの人々が通ったお伊勢さん、菓子処三重の魅力を発信していく」と意気込みを語った。湯崎知事は「菓子博を機に県内でも知られていなかった広島レモンが大きなブランドに成長。今回は、もう一つの知られざる産品の酒(酒粕)を使ったスイーツを開発した」と新たなブランド育成に乗り出す構えだ。