サントリースピリッツ ハイボール活動強化 RTD、12年連続過去最高

サントリースピリッツは今年、ウイスキー・RTDといった主要カテゴリーで戦略ブランドを中心にさらにブランドを育成し拡大を目指す。

昨年も引き続き拡大したとみられるウイスキー市場で、国産プレミアムウイスキーの価値訴求を強化、「角瓶」ハイボール訴求や「ジムビーム」など新たな提案で前年比102%の売上を達成した。国産は原酒の制約から前年割れのブランドは多いが、「ほぼ計画通りの出荷だった」という。

今年は「サントリーハイボール宣言」を掲げ業務用では食業態を中心とした角・ビームハイボール統合活動と「知多」の活動強化を、家庭用では新「サントリーソーダ」の徹底活動を行う。またイベントやキャンペーンなど全ての消費者接点で飲用時品質にこだわった活動を徹底、おいしいハイボールの作り方を積極的に発信すると共に業務用ではハイボール機材店の拡大を図る。「角瓶」では360万ケース(102%)、「ジムビーム」は75万ケース(133%)を目指す。

「トリス〈クラシック〉」では新CMの投入やハイボール訴求を行うと共に「トリスハイボール缶」と連動したコミュニケーション活動によりエントリー層獲得を目指し120万ケース(139%)が目標。「知多」では1月17日に350㎖を発売し家庭での普及を図る。CMやWeb動画などでも魅力を発信し8万ケース(144%)を目指す。プレミアムウイスキーでは蒸溜所を起点とした情報発信など体感の場を設け品質を訴求する。

昨年は2ケタ成長とみられるRTD市場で同社は6千560万ケース(114%)と大きく伸ばし、12年連続で過去最高を記録した。主力の「-196℃ストロングゼロ」は多くの新規ユーザーを獲得し3千120万ケース(113%)、「ほろよい」もコミュニケーションが好評で1千473万ケース(120%)と好調に推移した。「こくしぼり」では「同プレミアム」が77万ケース(254%)、ハイボール缶は1千102万ケース(126%)と躍進した。

今年は食中酒需要獲得の取組強化、プレミアムRTD需要の開拓、新需要創造への独自価値訴求で7千70万ケース(108%)を目指す。

「-196℃ストロングゼロ」では〈甘くないシリーズ〉を投入。〈果実しっかりシリーズ〉と両軸で拡大を図り3千570万ケース(114%)を目標とする。「こくしぼりプレミアム」は沢尻エリカ起用のコミュニケーションを引き続き展開し1千540万ケース(105%)、「のんある気分」は280万ケース(103%)を目指す。