PPAP/TPP

ピコ太郎の「アッポーペン(PPAP)」が、ペンとリンゴを合体させる単純な仕組みなら、TPPは12か国の思惑が絡む複雑な仕組み。そのTPPもトランプ次期大統領の一声で発効は絶望的。今後の焦点は2国間協議だが、TPP水準よりさらに踏み込んだ自由化を求められる可能性もあり、業界を取り巻く環境は一層厳しくなる

▼トランプノミクスはあてにできないだけに、TPPを前提に成長戦略を描いてきたアベノミクスは軌道修正が迫られる。内需は依然として低調だが、持ち直しの動きも一部にみられ、内需で足腰を強くすることが先決

▼時間の余裕と経済力はそれなりにあるアクティブシニア層。今年は旺盛な消費意欲がある団塊世代が70代に入る。自分なりのこだわりを大事にする彼らは、価値観に合えば高価な商品を購入するが、スタイルに合わないと安くても買わない。多様化した潜在需要を探れば、新たな需要が拓ける

▼酉年は「取り込む」という言葉とかけて商売に縁起の良い年だと言われている。需要を取り込めば商売繁盛につながる。