味の素ゼネラルフーヅ 熊本で絵付け体験 復興支援活動の一環で

味の素ゼネラルフーヅ(AGF)は10日、熊本県の益城町立飯野小学校体育館で、同小学校の親子70人と同校庭に建てられた飯野仮設住宅で暮らす30人を対象に絵付け体験を開催した。

これは、同社が12年より取り組んできた被災地の復興応援活動「AGF〈ブレンディ〉 器の絆プロジェクト」の一環。本年も10月から11月にかけて宮城県、福島県、青森県で各県在住の親子を対象に器の絵付け体験を行った。今回は、熊本地震を受けて初開催したもので、翌日11日には大分県でも初開催した。

飯野小学校体育館では品田英明社長も絵付けを体験。熊本県のPRマスコット・キャラクターで復興のシンボルでもある“くまモン”を描き「コシノジュンコさんがデザインし、4窯元さんがひとつひとつ想いを込めてつくった器に絵付けをしていただくことで今回のテーマ通り本当に世界でひとつだけの器を皆さんと製作することができた。今後も自分の肌で感じた皆さまの想いを全国で発信していきたい」とコメントを寄せた。

品田社長は絵付け体験後、蒲島郁夫熊本県知事を表敬訪問し自ら絵付けした器を披露したという。

同プロジェクトは、被災した窯元の復興を応援するとともに、コーヒーカップという器を通して、東北地方の伝統的な焼き物文化を全国に紹介し、被災地の方々においしさとくつろぎを届ける場を設ける活動で、今年で5年目を迎えた。

今年はデザイナーのコシノジュンコさんを各会場に講師として招き、コシノさんが東北3県で活躍されている窯元とそれぞれ共同で制作した器で親子が絵付けを体験。体験の後には、その場で焼き上げた器で、コシノさんとAGFが共同開発した新商品「〈ブレンディ〉スティック 黒糖ジンジャー・オレ」などを味わうお茶会を実施した。