家庭用チーズ ナチュラル、プロセスとも伸長 右肩上がりの成長続く

2016年度上期(4〜9月)のチーズ市場は、プロセスチーズ(PC)が前年比102%、ナチュラルチーズ(NC)同110%、トータル105%程度での折り返しとなった。引き続き家飲みや内食志向を背景とする底堅い需要に支えられているものと見られ、NCではカマンベール、モッツァレラ、粉などの高付加価値商品、PCではベビー、6Pといった値頃感のあるおつまみ系商品が牽引役となった。

シュレッド、スライスの徳用タイプなど価格要素の強いジャンルでは競争が激化しているものの、全体としては各メーカーが得意商材の価値訴求を進め、脱・同質競争に向けた動きを加速させている。メリハリ消費も背景に、大手からリージョナルクラスのSMまでが売場でNC強化に乗り出すなど、製配販一体となった価値訴求の取り組みも拡大してきた。さらに機能性が実際の購買に結びつくなど、間口と奥行きの拡大に向け活発な動きが見られる上期となった。

(12月16日付本紙「家庭用チーズ特集」から一部抜粋。市場動向や各社の近況について解説しています)