日本酒立ち飲み店開業 サカツコーポレーション

サカツコーポレーション 室(MURO) 浜松町
サカツコーポレーション 室(MURO) 浜松町

浜松町に北陸の酒と肴

東海地盤の酒類卸サカツ コーポレーションは5日、都内浜松町に日本酒スタンディングバー「室(MURO)」をオープンした。

同社が近年、北陸エリアの蔵元や地場生産者らと進めてきた取り組みの集大成として立ち上げた新業態。近隣に勤めるビジネスパーソンをターゲットに、北陸の地酒と肴をメインに提供していく。

「外食は、先代社長の頃に手掛けていたが、閉店して10年以上が経つ。自身の代で再び外食に挑戦したいという思いが出てきたことや、我々酒屋ならばこういう店が作れるんだという、プライド・誇りを見つめ直す意味もあった。ならば日本の情報発信の最先端、東京で商売をしようと、5月に運営子会社を設立。6月から物件調査に乗り出した」(牧野充宏社長)。

「室」は店舗面積7坪、カウンターと壁面にスタンドテーブル4卓を備え、最大収容客数14~15人。営業時間は16時~23時(LO22時30分)・日祝日休。

日本酒は、数馬酒造の「能登純米」など、北陸の銘柄を中心に常時約30アイテムを用意。銘柄に応じて燗酒にしたり、酒器を選ぶ。価格は300円・400円・500円の3種で、主力取り扱い銘柄は季節に応じて入れ替えやスポットで販売する。

フードは、価格300~500円のポーションスタイルで、ぶりをはじめとする北陸の海の幸を使った刺身や干物、燻製、自然製法の野菜、地鶏など、北陸の産直素材を中心に約30アイテムをラインナップ。北陸産直素材を除いては業務提携している久世ルートで納品を行う。

ターゲットは、浜松町界隈で働く30代以上の男女。店内禁煙で、女性1人でも入りやすい店作り。平均客単価2000~3000円を見込む。

「女将は酒のプロフェッショナルで日本酒とワインに造詣が深い。蔵元の思いをきちんとお客さんに伝えるトークや、食事に合わせた飲み方提案もできる。店長は外食の調理出身。きっちり仕込みをして、ひと手間加えたつまみが並ぶ。この辺りをしっかりアピールしていきたい」(牧野社長)。

今後の多店化も構想。浜松町から品川、田町、新橋エリアへの展開拡大を睨む。

https://www.facebook.com/sakemuro/