VRでリアル体験! 雪印メグミルク阿見工場

PR見学コースをリニューアル

雪印メグミルクは11月30日、リニューアルした阿見工場(茨城県阿見町)のPR見学コースを報道陣に公開した。VR(ヴァーチャルリアリティ)技術を活用することで、従来は見ることのできなかった製造ライン内部を視覚体験できるコーナーを追加。「おいしい・たのしい工場見学」をより感じてもらえるようにした。

阿見工場は、旧横浜チーズ工場と旧関西チーズ工場、旧厚木マーガリン工場の3工場を統合した国内最大級の乳製品工場で、平成26年3月に稼働開始。敷地面積は東京ドーム3個分に当たる約13万4千㎡(物流センター含む)。

6Pチーズやベビーチーズといったプロセスチーズと「ネオソフト」などのマーガリンを合わせた生産ライン数は39ライン(チーズ33、マーガリン6)。年間生産能力は約4万5千900万トン(27年度実績、業務用含む)で、生産アイテム数は約200(同)。

工場には保税蔵置機能を備えた阿見総合物流センターを併設しており、MES(製造実行システム)、WMS(倉庫管理システム)といったコンピュータ支援システムと本社基幹システムをリンクさせ、これによりSCMの機能と効率化を高め、原料から製品まで一貫した保管・物流体制を構築しているのも特徴だ。

年間約1万人が訪れるPR見学コースは、「見(魅)せる工場」と位置付ける同工場にとって重要なポイント。包装ラインに設置した見学コースは、これまでも子どもから大人まで乳製品についてクイズ形式で楽しく学べるように随所に工夫をこらしていたが、今回、業界初(食品の常設工場/一般見学者向け)となるVR(ヴァーチャルリアリティ)の技術を活用した視覚体験コーナーと、ドローンで撮影した映像により「気球に乗った」感じで、100メートル上空から阿見工場全体や工場周辺の風景を鳥瞰できるコーナーも新設した。

目玉となる視覚体験コーナー「チーズトンネル」では、あたかも製造ライン内に足を踏み入れたかのような体験ができる。ジェットコースターをイメージさせる座席(全20席)に座り、双眼鏡のような専用の機械を使うという舞台装置でまずはワクワク。最大220度という視野を持つため、製造ライン内、上下左右の3D映像が眼前に広がり迫力満点。

PR見学コースは「(工場を)見ていただくことで、製造工程、品質管理、品質保証のシステムへのご理解と、当社の商品への魅力を感じていただきたい」(同社)という狙いで設置したが、新コーナーの導入により、これまで以上に理解が進みそうだ。

雪印メグミルク阿見工場
雪印メグミルク阿見工場