明治2ケタ増と躍進 森永、雪メグも前年クリア 大手上期YG実績

大手3社の上期(4〜9月)ヨーグルト売上高は、明治が前年比11・7%増(約987億円)、森永乳業6%増(約295億円)、雪印メグミルク4・2%増(約278億円)となった。前期の伸張を踏まえ、期初時点では保守的な予想が多かったが、旺盛な需要に支えられ、引き続き好調を持続した形だ。

明治はプロバイオティクスヨーグルト(明治プロビオヨーグルトLG-21、R-1、PA-3」17・5%増(535億円)、(その他)ヨーグルト5・7%増(452億円)。ヨーグルトのうち「明治ブルガリアヨーグルト」は8%増(421億円)。「R-1」「LG21」が好調に推移していることに加え、プレーン「明治ブルガリアヨーグルト」も競合他社のチャンスロスなどにより大幅増。昨年は下期に売上を伸ばしたこともあり、下期はプロバイオティクス2・3%減、ヨーグルト1%減と保守的な予想で、通期ではプロバイオティクス6・2%増、ヨーグルト2・4%増で、ヨーグルトトータル3・5%増(1千985億円)としている。

森永乳業の上期主要ブランドの昨対実績は、「ビヒダス」2%増、「森永のアロエヨーグルト」9%減、「濃密ギリシャヨーグルトパルテノ」48%増など。市場低迷もあり主力のソフトヨーグルトが苦戦したが、ギリシャヨーグルトジャンルでシェア50%以上という「パルテノ」は全国展開などの間口拡大効果もあり引き続き大幅な伸びを示した。通期予想は5・5%増(580億円)。

雪印メグミルクは、安定供給に務めたプレーン、ソフトこそ伸び悩んだものの、ドリンク、ハードの2ケタ増でカバーした。機能性表示食品「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」「同 ドリンク」が好調に推移していることに加え、スリム紙容器製品、今年発売30周年を迎えた「牧場の朝」などが牽引した。

大手3社、ダノンジャパン(業績非開示)に続く、グリコ乳業の上期ヨーグルト売上高は前年比0・2%増(約133億円)。前同は18%増と大幅な伸びを見せたが、そこからさらに上積みした形だ。9月に主力ブランド「BifiXヨーグルト」シリーズをリニューアル発売していることから、同ヨーグルトの寄与を含め通期では3・3%増(259億円)を目指す考え。

なお、前期を100とした場合の今期の市場成長率は約8%となっており、依然として好調が続いている。