異例の高配荷 ポイントは新奇性 森永乳業チーズ

森永乳業が9月1日に発売した「フィラデルフィア 贅沢3層仕立ての濃厚クリーミーチーズ」=写真=がチーズの新製品としては異例の7割という高配荷率を記録、発売開始から2カ月を経過した現在も好調に推移している。

同商品はスライスチーズとしては国内初の3層構造チーズで、チェダーチーズでクリームチーズをサンドイッチしたのが特徴。「“国内初”という新奇性も含めバイヤーの評価は高く、店頭への導入が進み、回転もいい。エリアやチェーンなどに関わらず、万遍なく売れている」(同社)という。

4枚入りで税別360円だが、1枚当たりのグラム数は同社レギュラーサイズのスライスチーズ(18g)の2倍に当たる37g。厚さも2倍となっているため、1枚でも食べ応えがある。

テレビCMが効果的に作用し、消費を喚起させていることに加え、SNSではパンにのせてトーストするシチュートーストなども話題。コストパフォーマンスに優れた徳用タイプの売上が伸びている今期のスライスチーズ市場にあって、異例の動きとなった。

家庭用チーズ市場は下期に入り伸びが鈍化しているが、「フィラデルフィア 贅沢3層仕立ての濃厚クリーミーチーズ」については下期、「もう一段上を目指す」(同社)考え。同チーズの導入を受け、クリームチーズ市場も活性化しているようだが、同社では好調モッツァレラチーズとともに、下期チーズ部門の牽引役として、さらなる拡売に向けた施策を展開していく。