イタリア料理専門展「ACCI Gusto 2016」 全国の有名シェフ集結

ACCI Gusto 2016 イタリア食材としてこだわり野菜も登場(第4回展示会から)
ACCI Gusto 2016 イタリア食材としてこだわり野菜も登場(第4回展示会から)

豊富な食材がイタリアン演出 「本場」に会える2日間

全国のイタリア料理の有名シェフが、きょう16日から2日間、イタリア料理専門展「ACCIGusto 2016」に集結する。その土地その土地の郷土食に富んだバラエティー豊かな料理を実演するなど、2日間はイタリア料理一色に包まれる。

日本イタリア料理協会(落合務会長、ラ・ベットラ・ダ・オチアイ)は、きょう16日から2日間、東京都台東区花川戸の東京都立産業貿易センター台東館でイタリア料理専門展「ACCI Gusto 2016」を開催する。イタリア料理の普及・発展に欠かせない食材や機器を一堂に展示し、メーカーとの相互交流の場を提供することでイタリア料理業界の活性化を目指すもの。今年で6回目を迎える同展は全国の有名シェフが一堂に参加し、デモンストレーションを通してオリジナルレシピを実演してくれるなど、ほかでは例のない展示会となっている。

さらにイタリア食材や歴史、イタリアの現地情報などに精通した著名専門家による特別セミナーは、ここでしか聞けない充実した情報が満載。例年、会場では立ち見客も出る盛況ぶりだ。日本とイタリアは修好通商条約を締結した1866年から数えて、今年はちょうど150年目に当たる。

この間、文化や政治、経済、科学など多岐にわたる分野で交流行事が行われ、日伊両国の友好協力関係が深まった。食文化の交流もその一つで、今年はイタリア食品を紹介するイベントが数多く展開され、イタリア料理人気が加速した。

以前のイタメシブームは本場イタリアの味を日本人の舌に合うようにアレンジして好評を博したが、最近はイタリア現地の味を忠実に再現する料理が増えてきた。この急激な変化の影響で「本当のイタリア料理が見えづらくなった」と関係者は語っている。

そこで今回の展示会では「郷土料理の集大成」「コミュニケーションの場」をコンセプトに、日本イタリア料理協会が考える本当のイタリア料理を提案。協会では「イタリア料理の正しい情報を提供しつつ、本当のイタリア料理を通じてファンをより多く獲得し、日本の外食マーケットに貢献したい」としている。

洋食、和食、中華・アジア料理、無国籍など外食の業態は豊富だが、イタリアンほど日本になじみの深いものはない。高級イタリア料理店からカジュアルなイタリア料理店、ピザ専門店などさまざまな業態が存在し、ナポリ料理やミラノ料理など地域ごとの郷土料理を展開する本格店も増えている。この点では全国に郷土料理が広がる日本と似ている部分も多い。

イタリアンの魅力はパスタをはじめオリーブオイル、チーズ、トマト、生ハム、ワインなど関連商材が多岐に及ぶことで、これが外食の多様化ニーズを満たしている。

落合務氏ら有名シェフが勢ぞろい(「イタリアの日」記念イベントから)
落合務氏ら有名シェフが勢ぞろい(「イタリアの日」記念イベントから)