逆光線 - フレイルとサルコペニア

腰にコルセット、両膝にはサポーター、太もも・ふくらはぎ・足首は湿布とテーピングだらけ、コンビニで買った傘が杖替わり。どこの復員兵かと見紛う出で立ちだが、本人はいたって真剣だ

▼過日小欄で触れた愛知県安城市の白しょうゆメーカー、七福醸造主催の「三河湾チャリティー100km歩け歩け大会」に参加してきた。昼夜通して約28時間をかけてのゴール。運動不足解消というにはいささかハードだったが、期待ほど体重は減らなかった

▼加齢に伴い身体能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態を指す「フレイル」。いわば健康と要介護の中間で、筋肉量の減少で筋力や身体機能が低下する「サルコペニア」も、「フレイル」の一因だという

▼「フレイル」は、身体的問題だけでなく、認知機能障害やうつ病など精神・心理的問題、独居や経済的困難など社会的問題までを含む概念とされる。自身にとっても決して遠い将来のことではない。「フレイル」予防でまず大事なのは、しっかり栄養をとって運動すること。その出発点くらいには立てているだろうか