クラフトビール4種 DHCビール「富士燦燦」

DHCビール「富士燦々」
DHCビール「富士燦々」

化粧品や健康食品を展開するディーエイチシーが昨年6月に設立した子会社のDHCビールでは、料飲店・小売店向けとして初のオリジナルクラフトビール「富士燦燦」シリーズ4種を1日から発売した。

地下80mからくみ上げた富士山の伏流水を100%使用し、原料の酵母は本場ドイツにあるビール酵母バンクから輸入。各ビールのスタイルに合った麦とホップを世界各国から厳選した。経験豊かな女性醸造技師を中心に、ドイツの伝統製法で丁寧に醸造しているという。鮮度保持のため10℃以下での保管・配送も徹底する。

6日に行われた発表会で、DHCビールの小松靖彦社長は「これまでわが社では業務用樽生ビールの販売が主力だったが、瓶ビールの販売に注力すべく料飲店・小売店向けのオリジナルビールを新発売した。すべて一からレシピを設計し、新しく商品化したものだ。水、原料、製法、鮮度にこだわり、おいしい、安心、飽きがこないをコンセプトとしている」と自信を覗かせた。

「富士燦燦」シリーズとして発売するのは、クラフトビールの代表的なスタイルである〈ラガー〉〈エール〉〈ブラック〉〈ホワイト〉の4種。このほか「四季折々 富士燦燦」として春夏秋冬に合わせた味わいのビールも順次発売していく。

発表会でクラフトビールについて講義を行ったビール評論家の藤原ヒロユキ氏は、今回の商品について「エール、ホワイトは非常に“攻めた”味に仕上げてある一方で、ラガー、ブラックはバランスのとれた味。かつてキリスト教の修道院で造られていたビールは断食の期間中も飲むことが許され、その栄養分で断食を乗り切ったという。またビールは自然の原料だけでできたナチュラルな飲み物でもあり、DHCが手がけることには納得した」と評価した。