コーヒー消費量が拡大 飲用機会の多様化で

コーヒーの消費量は今年も拡大している。全日本コーヒー協会によると、1月に前年同期比16・3%減となったが、2月以降急速に回復し1-6月には3%増の23万t強となり4年連続で過去最高を達成する勢いとなっている。

人口が減少する中で消費量が伸びている要因の1つに飲用機会の多様化と拡大にある。CVSコーヒーなど家庭外で飲用場所が拡大していることに加え、朝・昼・晩と1日あたりの飲用杯数も拡大しているように思われる。

コーヒー各社は、幅広い飲用層の獲得とともにシーンの深掘りに注力している。UCC上島珈琲は「珈道」と題し日本文化を切り口にした新しいスタイルを披露。味の素ゼネラルフーヅは、全国和菓子協会と共同してレギュラーコーヒー「煎」ブランドと和菓子との新しい組み合わせを提案している。

進む小世帯化や嗜好性の高まりへの対応として中・小容量商品や高付加価値商品も増加傾向にある。高付加価値品では、キャピタルの60g1千円以上するプレミアムインスタンコーヒー=下写真=も一部の質販店に置かれ引き合いが強まっているという。

キャピタル『プレミアムインスタンコーヒー』
キャピタル『プレミアムインスタンコーヒー』