日本アクセス 外食徹底強化へ布石 業務用卸子会社UFを吸収

日本アクセスは業務用卸売事業を手がける連結子会社、ユニバーサルフード(以下UF社)を10月1日付で吸収合併する。外食市場が厳しさを増す中、本体のフードサービス事業本部とUF社に分散していた機能を一体化し、外食流通分野で圧倒的ナンバーワンの規模・機能・収益を目指す。

UF社は伊藤忠商事100%子会社として99年に設立。有力カフェチェーンとの取引に厚みを持ち、バックオフィス業務や在庫管理、一括物流といった本部機能の受託代行サービスを幅広く手がける。11年の伊藤忠商事系卸4社統合(日本アクセス・伊藤忠フレッシュ・ファミリーコーポレーション・UF社)のときに日本アクセスの傘下に入ったが、食材供給と一括物流受託に重きを置く本体のフードサービス部門とは事業構造が異なることから、統合後も連結子会社として存続していた。直近の売上高は349億7千400万円(16年3月期)。

日本アクセスは17年度を最終年度とする現2カ年計画で外食事業売上高を1千500億円(15年度比16・6%増)に引き上げる方針。同計画では「サービス企業としての体制確立」を経営課題の一つに掲げているが、多様なチェーン本部代行サービスを展開するUF社との合併により、外食部門でもこの動きに拍車がかかりそうだ。