利益改善進む 13社が2ケタ営業増益に NB第1四半期

主要NBメーカー(平成29年3月期/上場売上高上位20社)の第1四半期連結業績は、売上高こそ増収と減収が混在する形となったが、営業利益は20社中16社が増益、うち13社が2ケタ(2社は3ケタ)以上の増益となり、引き続き利益改善が進む形となった。

売上高では明治ホールディングスが首位に立った。ヨーグルトが好調だったことに加え、菓子部門も堅調に推移したことなどにより順調に売上高を伸ばした。日本ハムは海外事業本部の売上減、味の素は為替の影響による調味料・加工食品(海外)の減収や動物栄養の大幅な減収などにより減収。

2ケタ増収の日清食品ホールディングスは、主力の日清食品や明星食品が売上高を伸ばしたことに加え、米州地域でのニッシンフーズブラジルLtdaの連結子会社化などが寄与。ハウス食品グループ本社は壱番屋の新規連結効果による影響が大きく現れ、不二製油グループ本社は製菓・製パン素材部門の2ケタ増収が牽引役となっている。

営業利益はマルハニチロ、日清オイリオが2倍強と突出した。マルハニチロは海外・加工・商事事業の大幅増が寄与。日清オイリオは為替を含めた原材料コスト減や販売増が増益要因となった。

乳業・菓子も増益。明治ホールディングスは全部門で2ケタ増益。森永乳業は売上数量増や原材料価格低下、雪印メグミルクは主力品の売上拡大と経費圧縮など。また、江崎グリコは売上原価率の低下、販管費の圧縮などが寄与した。

同じく好調に推移したのが麺関連。日清食品ホールディングスは日清食品が3割強の増益となったことに加え、米州、その他事業の黒字化など、東洋水産は国内海即席麺でのコスト圧縮、低温食品のコスト減や販促費抑制などにより増益につなげた。

このほか、ニチレイは調理冷凍食品の販売が好調に推移した加工食品事業がけん引し、不二製油グループ本社は油脂、製菓・製パン素材、大豆たん白の各部門が軒並み増益。ハウス食品グループ本社は主力の香辛・調味加工食品事業をはじめ、国内事業を中心とする収益力向上が貢献した。

売上高営業利益率は、江崎グリコ、キッコーマン、ヤクルト本社が8%台。東洋水産、味の素、明治ホールディングスが7%台。