明治からヨーグルト新シリーズ 設備投資に約38億円

明治は、守谷工場(茨城県守谷市)と関西工場(大阪府貝塚市)にヨーグルトの生産ラインを新設する。投資金額は約38億円。

新ラインでは、2日から新発売する「明治ヨーグルトドルチェとろけると」シリーズを生産する。同シリーズは、濃厚なヨーグルトとソースのコントラストが楽しめる2層タイプの新しいヨーグルトデザートで、ヨーグルトの風味特徴を生かし、濃厚でありながら、すっきりとした後味で、食べ終えた後にまた食べたくなるおいしさを実現した。

ポイントは、同社独自の「発酵中濃縮製法」。ヨーグルトとソースの糖濃度の差を利用することで、発酵中にヨーグルトが濃縮され、濃厚さと滑らかさを併せ持つ独特なおいしさに仕上げた。ラインアップは「バニラショコラ」「マンゴーパフェ」「レアチーズ」(各80g、税別140円)、2連(税別210円)。

同社では、ヨーグルトならではのデザートを発売することで、ヨーグルト市場の活性化を図っていく考え。